徳川家康で学ぶ科学・技術

徳川家康をきっかけに科学や技術の理解を深めます。歴史、観光情報、グルメから、先端の科学技術まで勉強できてしまう全く新しいブログです。コメントや連絡も一番下のコメント欄でお待ちしております。

草薙神社と家康

静岡市にある草薙神社(くさなぎじんじゃ)の創建にヤマトタケル(日本武尊)伝説が関係していることは明確です。一方、現在の草薙神社のある場所に草薙神社の建物ができたのは、1590年の造営の時だと言われています。1586年、秀吉に臣従した後、短期間、浜松から駿府に本拠地を移した家康がこの造営に関与していたものと考えられます。この年は、小田原征伐で北条氏が降伏した年で、家康の関東への移封が決まった年です。

もともとは現在もその跡が残っている草薙駅近くの「古宮」の場所にあったものとされます(下の案内地図で⑩の場所)。

武運、東国平定、朝廷(天皇の直系)にも関係したヤマトタケルの伝説の地ですから、天皇の子孫である源氏と称する家康自身も意識していたものと考えられます。久能山東照宮はこの有度の山々の南側に位置しています。

 

草薙駅近くの⑩の場所に、「古宮」があります。