龍泉寺という名前のお寺はあちこちにあります。
浜松市にも有名なものは2つあって、そのうちの一つは、浜松医科大学の近くにある半田山龍泉寺で、三方原の合戦敗走した家康が、その阿弥陀堂に隠れたという話が伝わることで知られています。また、静岡市のJR静岡駅近くにある宝台院は、家康の別妻であった西郷局(お愛の方)の菩提寺として知られ、15代将軍慶喜が蟄居した地として知られていますが、以前は龍泉寺と呼ばれていました。
浜松市南区にある龍泉寺は、源範頼の別荘地で、京の稲荷神社からの稲荷明神を祀っていましたが、源範頼の死後、1254年に寺となり稲荷山龍泉寺となりました。範頼の供養塔があります。また「ニュートンのリンゴの木」があることでも知られています。