徳川家康で学ぶ科学・技術

徳川家康をきっかけに科学や技術の理解を深めます。歴史、観光情報、グルメから、先端の科学技術まで勉強できてしまう全く新しいブログです。コメントや連絡も一番下のコメント欄でお待ちしております。

冷酒清兵衛と家康@磐田

上村清兵衛という人が見付(磐田)に住んでいて、酒を作っていました。徳川家康が見付を訪れた時、冷酒を出したところ、家康は気に入って、冷酒清兵衛と呼ぶようになったといいます。

 

その後、家康が武田方に追われて見付に逃れてきました。見付宿に火を放ち、そのすきに家康は逃げたということです。清兵衛は、妙恩寺(浜松市東区)に家康を案内し、そこから浜松城に戻りました。このことで、家康は清兵衛に、源頼朝ゆかりの鎌倉前期備前の刀工「成高(なりたか)」の太刀を与えたといいます。成高の名刀は、全国に数点だけが伝わっています。

 

冷酒清兵衛の「上村」家屋敷

見付の旧東海道沿い、静岡銀行見付支店の西を少し行ったところにあります。

見付の宣光寺

家康寄進の梵鐘

家康ゆかりの「みがわり地蔵」

浜松市東区の妙恩寺