富士山と家康(その4)
静岡市清水区にある臨済宗妙心寺派の寺、鉄舟寺。
富士山の景勝地として知られています。
もともとは、平安時代中期に久能寺として創建され、久能山の山頂にありました。1568年、駿河に侵攻した武田信玄によって、現在地に移されたといいます。その後、明治時代になり、荒廃してしまったものを、山岡鉄舟が再興しました。
山岡鉄舟は、勝海舟、高橋泥舟とともに「幕末の三舟」として知られ、江戸無血開城の立役者とされています。剣、禅、書の達人としても知られ、静岡県では、鉄舟の揮毫による書をあちこちで見ることができます。
そ
静岡市街にある西郷・山岡会見の地