徳川家康で学ぶ科学・技術

徳川家康をきっかけに科学や技術の理解を深めます。歴史、観光情報、グルメから、先端の科学技術まで勉強できてしまう全く新しいブログです。コメントや連絡も一番下のコメント欄でお待ちしております。

地学

高天神城(その6)

高天神城(その6)は、珪化木と高天神城の砦。 珪化木(けいかぼく) 松幹化石(樹幹化石)と書かれていますが、柵の後ろにある右側の切株のように見えるのが、珪化木です。詳しくは、wikipediaなどで。 高天神六砦 ランキング参加中日本史 ランキング参加…

長篠城まとめ

長篠城まとめです。

長篠の風景(その3)馬場信房墓と中央構造線露頭

武田四天王は、馬場信房(馬場信春)、内藤昌豊(昌秀)、山県昌景、高坂昌信の4人です。 長篠城址の西側少しのところに、馬場信房の墓碑と中央構造線の露頭があります。 左側に見える木のかたまりが馬場信房の墓碑です。 中央構造線露頭 林の中を歩いていく…

ケスタ地形の要塞・高天神城

「高天神を制するものは遠州を制す」とされ、徳川と武田の争奪戦が行われた高天神城。この城は、ケスタ(Cuesta)地形と呼ばれる波状の地形が利用された場所に作られた山城です。実際に歩いてみると、まさに戦国の要塞という印象を受けます。 また、数多くの…

駿河湾ー久能山東照宮ー日本平

駿河湾の最深部は水深2500メートル。日本で最も深い湾です。いわゆる南海トラフがあるためですが、近くにある富士山の高さとは対照的です。 駿河湾から久能山東照宮に登ります。 駿河湾の海岸から久能山までのパノラマ写真 遠くに伊豆半島が見えます 久能山 …

磐田原台地での三方ヶ原前哨戦

静岡県西部(遠江)に広がる三方ヶ原台地と磐田原台地は、日本を代表する洪積台地(こうせきだいち、diluvial upland)です。大昔に、天竜川の扇状地が隆起したものです。これらの台地は、標高100〜200メートル程度と低いのが特徴です。なお、洪積diluvialは…

長篠合戦と三波川変成帯の緑石、中央構造線

徳川家康が当初活動した三河から遠江の地域は、地史的にも興味深いところです。特に、変成岩の種類が興味深いです。 領家変成帯と三波川変成帯 現在は浜松市になっている天竜区水窪町奥領家は、領家変成帯と呼ばれる重要な変成帯の名称の起源になっています…

清須と天正地震

清須同盟、清須会議、関ケ原直前の拠点、清須超えなど、歴史上の重要なイベントで知られる清須城。江戸時代始めに書かれた「三河物語」には「清須」、「信長公記」には「清洲」と書かれています。現在は市名、駅名などに「清須」が使われていますが、清須超…