徳川家康で学ぶ科学・技術

徳川家康をきっかけに科学や技術の理解を深めます。歴史、観光情報、グルメから、先端の科学技術まで勉強できてしまう全く新しいブログです。コメントや連絡も一番下のコメント欄でお待ちしております。

五社公園の子供の橋@浜松市

五社・諏訪神社は徳川秀忠の産土神ですが、その北側には秀忠の生母である西郷局(お愛の方)ゆかりの心造寺、そして南側にあるのが五社公園です。

 

この五社公園の橋が、遠州出身の世界的造園家である中根金作によるものであることはほとんど知られていません。1966年作。こちらの本に書かれています。

昔、この場所には浜松市児童会館があり、この橋は児童会館の「子供の橋」と言われています。プラネタリウムなどもあった児童会館は、1986年に浜松市科学館がJR浜松駅近くにできたことで、その役割が引き継がれました。

 

中根金作の庭園が、中根金作の生誕地である磐田市と出身校である浜松工業高校にあることは紹介しました。遠州地方では、居住していた新居に庭園や施設がありますが、浜松市で忘れてはいけない作品のひとつだと思います。

 


 


家康と岩水寺の御神木@浜松

岩水寺は、浜松市浜北区にある高野山真言宗別格本山の寺院です。

 

こちらにも徳川家康が、三方原合戦のおり、逃げ込んだという大木が伝わっています。



 

 

 

日本庭園@三方原

三方原の戦いの三方原。

 

磐田市出身の世界的造園家である中根金作の庭園として、磐田市の瑞龍山宝珠寺とともに、遠州地方で見ることができる庭園のひとつが三方原にある浜松工業高校の庭園です。

 

 

 

 

宝珠寺と秀吉@磐田

磐田市豊島(JR磐田駅の南)の瑞龍山宝珠寺は、創建1350年とされる名刹です。

 

日吉丸(後の豊臣秀吉)が浜松の松下屋敷にいたころ、 松下長則が宝珠寺に囲碁に訪れたとされます。日吉丸が供として、対局を待つ間、この宝珠寺本堂の廊下で寝ていたという言い伝えがあるそうです。

JR磐田駅の南には、徳川家康が愛用した中泉御殿がありますが、豊臣秀吉、徳川家康といった日本史の重要人物が行き来していたと想像すると興味深いものがあります。

 

また、この寺には、磐田市出身の世界的な造園家で「昭和の小堀遠州」と言われた中根金作が、1981年に作庭した「涅槃の庭」があります。遠州地方で、遠州出身の世界的造園家が作庭した庭を見ることができる数少ない場所の一つです。