徳川家康が健康に関心が高く、食べ物にも気をつかっていたことはよく知られています。
よく言われるのは、粗食、晩年は天ぷらとも言われ、鯛の天ぷらが死因だったという話は有名です(おそらく直接の死因ではない)。今では、日本料理として認識される天ぷらですが、当時はポルトガルから入った南蛮料理で、つまり「洋食」。そのイメージも今とはかなり違うものだったでしょう。
また、岡崎で有名な八丁味噌、浜名湖で有名な浜納豆という話もしばしば目にします。
本当なのでしょうか?
ここでは、家康と食べ物についての話がいろいろまとめられています。
岡崎の八丁味噌
味噌の好みは幼いころの経験が大切だと思いますが、6才から尾張、駿府と移動して、岡崎に住む時間はなかった家康がどの程度、岡崎の味に親しんでいたのか、よくわかりません。
浜納豆
浜納豆は浜名湖の納豆ということらしい。家康は特に山椒と生姜が入ったものを好んだとか。
大福寺の浜納豆
浜納豆といえば、湖北五山のひとつ大福寺で作られる大福寺の浜納豆。
大福寺 浜名湖高野山・高野山真言宗・大福寺納豆・湖北五山[静岡県浜松市三ヶ日]
法林寺浜納豆
家康が好んだという山椒と遠州生姜が入っている独特な浜納豆らしいですが、日常的に見かけることはないです。
ヤマヤ醤油有限会社
これは、土産屋さんでよく見かけるものです。JR浜松駅の売店でも。「元祖」として知られています。
鈴木醸造
「伝統の味」と書かれている鈴木醸造のもの。遠州地方のスーパーマーケット「遠鉄ストア」でも見かけます。